B’zファン歴25年の私が選ぶ、B’zガチランキングベスト10!

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「B’zが好きなのはよーく分かったんですけど、どの曲が1番好きなんですか?」

この前の飲み会で、同僚から聞かれた質問だ。

「B’zが好き」という話をすると、この質問は割とよくされるのだが、正直毎回困る。
そして「うーん」と悩んでいるうちに、だいたい次の話題に移っている。

ライトな答えを言って場を濁せばよいのかもしれない。だが、それはプライドにかけてできない。

B’zではじめて買ったCDが、LADY NAVIGATIONだった。
この曲のリリースが1991年なので、B’zを聴きはじめてもう25年になろうとしている。

僕の青春時代には常にB’zがあった。
今思うと、中高生の頃は何故にそんなに時間があったんだっけ?というほどCDを聴きこんでいた。
ライブがあればほぼ毎回参戦し、都度そのパワーをもらってきた。普段のインドアで寡黙な僕を知っている人は、僕がライブに行くと聞くと驚くかもしれない。
B’z好きの友人と朝までB’z縛りカラオケをやる至福なイベントを何回やっただろう。

社会人になってからも全く飽きることがなかった。歳を重ねてからの方が意味深な歌詞に感心することも多い。
さすがに昔ほどがっつりとは聴かなくなったけど、今でも口ずさむのはB’zの曲がほとんどだ。
本当に彼らと同じ時代に生きることができて幸せだなあと、年甲斐もなく思う。

だから、そんな曲達の中からベスト1を決めるなんて、至難の技だ。
若い頃に聴いた曲はあまりにも思い入れがあるし、最近の曲だってうなるほどカッコイイ。

そんなわけで、この問いから毎度逃げてきた。でも一度答えを出しておきたい。丁度、時期的にも年末だ。
これはある意味自分のB’z人生をかけた、自分との決闘だ。

この決闘では渾身のベスト10をチョイスすることにした。
ベスト30や100だったら気がラクだけど、どうしてもぼやけてしまうだろう。
全身全霊をかけて、エッジの効いた判断をする必要がある。

早速曲選びをスタート。
とりあえず「とにかく好きな曲」をピックアップし、30曲くらいまで絞り込んだ。

そこからが地獄である。
「とにかく好き」という基準で集めた曲たちに順位をつける。
ああもう今なら「全員かけっこ1位!」という幼稚園の運動会の気持ちがよくわかる。

選びながら「やっぱりベスト30でよくね?」と思ったのだが、それだとあまりにグダグダだ。
ああ、身を切る判断ってこういうことなんだ、と実感した取捨選択であった。

判断基準は「どちらがより好きなのか」だ。
もっともらしい理由は並べるけど、最後は好きか嫌いかだ。
だから、選ぶ日の気分でランキングの上下はあるかもしれない。

というわけでお待たせしました。
B’zファン歴25年をかけたガチランキング。
行ってみよう!

10位 眩しいサイン

ミドルテンポの曲なんですが、B’zはこのくらいのスピードの曲がまた良いんですよね。
サビも好きだけど、Aメロがたまらなく良い。
明るい曲調だけど、歌詞の内容は「臆病さを自分に言い訳している」稲葉節全開の消極的な主人公。今すぐ動けと背中を押してくれる歌詞です。
眩しいサインってどんなサインだったんだろう。
(2003年 BIG MACHINE収録)

9位 Black Coffee

僕はこの曲を聴くと、勝手にあの名盤FRIENDSの続編に入りそうな曲だなとニマニマしてしまいます。
シャラーンと鳴るイントロのギターが美しすぎます。このギターが冬を感じさせるのかもしれない。
これは別れの歌かと思っていたけど、再出発の歌?
(2015年 EPIC DAY収録)

8位 ROOTS

B’zはせつない系の曲もまたよいのです。
サビがすごくキレイで、「今はまだ泣かないで」って言われたら泣いちゃう。ギターソロかまた泣ける。
歌詞はものすごく意味深で、世界のとある国の状況を歌っているというか、稲葉さんに感服です。B’zとしては珍しいタイプの世界観の曲じゃなかろうか。
(2003年 BIG MACHINE収録)

7位 Endless Summer

B’zの王道ロックナンバー。
確かこの曲は未発表状態でライブではじめて聴いた曲。鳥肌もの。
「にっぽんのなつ」という歌詞から入るこの金鳥感。そしてイントロのギターがかっこよすぎる。
歌詞をよく聞くと、JAP THE RIPPERを意識した箇所がいくつかあります。
(2015年 有頂天収録)

6位 パーフェクトライフ

このランキングを書くために聴いてみたんだけど、この疾走感、改めてカッコイイ。
Aメロの言葉の乗せ方がたまりません。歌うと気持ちいいやつ。
現代社会を生きるサラリーマンの応援歌ってとこでしょうか。
珍しくサビの歌詞が全部違っていて、いろんながむしゃら感を表現しています。
(2007年 ACTION収録)

5位 破れぬ夢をひきずって

これは学生の時に死ぬほど聴いた曲です。
「積み重ねられた日々は きっとなんでもない」という歌詞にどれだけ共感したことか。
もちろん積み重ねることは大事だし、僕はコツコツ人間なのだけど、いざ大きな決断をしようとした時にこの言葉に何度背中を押されただろうか。
(1994年 The 7th Blues収録)

4位 JAP THE RIPPER

渚園のライブを収めた映像作品「LIVE RIPPER」を観た時に初めて聴いた曲。あの頃はまだビデオテープだったなあ。
当時はまだ未発表の曲でした。このライブで初お目見えだよね。粋なことをしますなあ。カッコよすぎて度肝抜かれました。
この映像では日焼けしたお二人の印象がメッチャ強い。あとゼブラの松本さん。
歌詞も当時のB’zの勢いを感じさせる。攻めてます。
JAP THE RIPPERっていう、日本から発信する感を意識したタイトルもかっこよすぎだよね。
(1993年 LIVE RIPPER・1994年 The 7th Blues収録)

3位 Survive

この曲も死ぬほど聴きました。
暗い道を夜中に歩いているようなこの孤独感。だけど伝わる前向き感。
こんなにカッコイイ曲なのにサビに「まだやだ」を持ってくるセンスに脱帽です。
稲葉さんのちょっとダサめの歌詞が妙にリアルに入ってくる名曲。
RUN、Brotherhood、グローリーデイズ、BIG MACHINEなどと同じく、彼ら本人たちのことを歌った曲だと思っています。
(1997年 Survive収録)

2位 さまよえる蒼い弾丸

このランキングでは唯一のシングル曲。
シングル曲は聴きすぎてどれもお腹いっぱいになっちゃうんだけど、この曲は別格です。
いわゆるB’zといえば、というイメージの曲ですね。疾走感・爽快感がスゴイ。
もうこれはライブで聴けたら最高なヤツ。イントロ聴いたら鳥肌が立ちます。
僕の中では未だに色褪せません。もう20年になるのか。
(1998年 さまよえる蒼い弾丸収録)

1位 LOVE IS DEAD

初めて聴いた時にあまりのカッコよさに放心状態になってしまった曲。高校生の頃だったかな?
イントロからAメロからサビから間奏から全部好きすぎて何を語ればいいのか分からない。
2010年のLIVE(Ain’t No Magic)で、今のB’zでのLOVE IS DEADが聴けてそれはもう最高だった。
(1994年 The 7th Blues収録)

▼2分30秒あたりから

番外編

ちなみに、30曲まで絞り込んだ曲の残り20曲はこちら。
もうね、どれがランキングに入ってもおかしくない、思い入れがある曲ばかりです。
この曲達にピンと来る人とは良いお友達になれそう。

愛のバクダン
TONIGHT(Is The Night)
アマリニモ
グローリーデイズ
恋のサマーセッション
純情ACTION
SNOW
美しき世界
THE GAMBLER
ピルグリム
衝動
Time Flies
どうしても君を失いたくない
MY SAD LOVE
Mannequin Village
drive to MY WORLD
泣いて泣いて泣き止んだら
WILD ROAD
光芒
Everlasting

以上、お付き合いありがとうございました!

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