歴史に残る、仮想通貨の流出事件が起こりました。
コインチェックから約580億円分の仮想通貨NEMが不正アクセスによって流出した、というものです。
当日はお昼ごろから、コインチェックでNEMの入金停止でざわざわし始め、夕方には全取り扱い通貨の停止、夜23時半から緊急会見となりました。
緊急会見の全文は、下記から読むことができます。
http://logmi.jp/260622
記者会見の様子は自分も見ていたのですが、詰問調の記者が多すぎて、まともに答えられるものも答えられないんじゃないかと感じました。
記者会見って毎度こんな感じなの?相当場馴れしてないと、あの状況は耐え難い。
我々が知りたいのは、経営者の困った顔ではなく事実関係です。
たくさんのツイートを見る中で、もちろんコインチェック側のセキュリティ施策に非があることが分かりました。ただ、同時に被害者でもあるわけで、盗んだ人がどう考えても一番悪いのに、コインチェックが一番悪いと糾弾される図にしか見えませんでした。
うーむ、なんだか思うところは色々あるけどまとまらない。
たくさんの通貨を扱うことはメリットだと思っていましたが、デメリットでもあるんだなあ。
取引所に通貨を置いておくことのリスクは常に言われていることですが、今回の件でまた色々と勉強になりました。
取引所は、コインの購入時に「セキュリティに万全はありません。ハードウォレットでの管理をおすすめします」みたいなアラートを出して、ウォレット自体もそこで売ればいいんじゃないの?と思う。
すごいのは既にNEMの中の人が動き出しているところですね。
https://coinbusiness.jp/n/n127fcf2a3e99
盗難通貨を追跡することができるのだとか。まさに映画のような展開。激動の世界だなあ。
コインチェックには今後の対策、頑張ってほしい。
まだ思いもよらない展開が待っている気がします。
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