【2018年J1第5節】札幌vs鹿島。鬼門アウェイ鹿島で終始圧倒。内容を伴った0-0のドロー。

2018年J1第5節。アウェイ鹿島戦。

鹿島は、ボロボロに負ける試合しか記憶に残っていない、大の苦手と言っても良い相手。

アウェイで勝ち点1でも取れれば…と思っていてスミマセンでした。

ものすごく良い試合をしたじゃないですか！
鹿島相手に終始圧倒。
結果こそ0-0のドローでしたが、鹿島を相手に「勝てなくて悔しい」という試合展開をしてくれた札幌、本当に誇らしい。今日は全員良かった。

前半

負傷のジェイに変わって都倉が先発。
今季Jリーグでは初スタメンかな。

その都倉、今日はキレキレでしたね。
開始直後、チャナティップからのスルーパス、バー直撃の惜しいシュート。
コーナーキックでも惜しいヘッドがあったり、左サイドをドリブルで持ち込んでそのままシュートまで行ったりとチャンスを量産。前からの守備もめちゃくちゃ効いていた。1点欲しかった。

今日は全員のポジション取りが良いのか、セカンドボールがバンバン取れる。

三好を中心に右の駒井、左の菅がどんどん飛び出して、チャナティップ・都倉が絡む良い展開。

福森から駒井のサイドチェンジも決まりまくる。
思ったよりロングボールも多用した印象。

深井の出足がよく、パスカット連発。金崎相手のマッチアップもほとんど潰していました。

進藤が面白い。タイミングの良いオーバーラップにロングシュート。攻撃のバリエーションにひと味加えてくれていたと思います。

札幌が良いのか鹿島が悪いのか。
鹿島はパスミスが多く、ほとんど攻め込まれず札幌の時間帯が続く。
スタジアムも徐々に異様な雰囲気に。

ほとんど札幌の時間帯だったように見えた前半。
前半終了時、鹿島は昌子を中心にボードを使ってポジションの確認。なかなか異例の事態らしい。

後半

前半の良すぎる時間帯に得点が取れないとあっさり失点したり、後半ガラッと違うチームになってしまったりということをよく見てきたわけですが、今日のコンサドーレは一味違いました。

後半も全然ペースが落ちません。
相手ボールになっても、前からのプレスですぐにボールを奪える展開。
ここでも宮澤と深井が効いている。

攻撃陣も安定してゴールに迫る。
流れの中でここまで得点の匂いが続く試合ってなかなかないですね。

三好のシュートを昌子が腕を投げ出すブロックで、スローで見るとどう見てもハンド。
審判から見えない位置だったのか、ハンドは取られず抗議の三好にイエロー。
人間だから仕方がないというのはわかりますが、副審含めて決定的なシーンはきちんと見てもらわないと…。

しかし、三好と駒井が良すぎて、この2人が出場できない試合がちょっと心配になるレベル。

結局、前半後半ともに圧倒するも、得点は奪えず0-0のドロー。
アウェイで内容は勝ちに等しい引き分け。この内容で勝てなかったのが残念と思わせてくれる、鹿島相手に「攻め込んで」の内容のある勝ち点1は誇らしい。

今後の予定

試合数5で勝ち点5。
「試合数=勝ち点」が、残留に向けての一つの基準と言われます。

さてここから4月、5月は地獄の連戦。
改めて書き出してみてびっくりしました。ワールドカップイヤーってすごい…。

4月4日（水）清水（A）ルヴァン
4月7日（土）名古屋（H）
4月11日（水）湘南（H）
4月14日（土）柏（A）
4月18日（水）磐田（A）ルヴァン
4月21日（土）浦和（A）
4月25日（水）横浜FM（H）
4月28日（土）仙台（A）
5月2日（水）鳥栖（A）
5月5日（土）G大阪（H）
5月9日（水）甲府（H）ルヴァン
5月13日（日）FC東京（A）
5月16日（水）清水（H）ルヴァン
5月20日（日）神戸（A）

週2試合の日程が、5月20日まで続きます。見る方は楽しいけども。笑。
連携がうまくいっている感触がある間に、どんどん深めていってほしいですね。