またしても、糸島ですごいお店を発見してしまいました。
「やすじ」という讃岐うどん屋さんです!
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「やすじ」の場所
「やすじ」は糸島の山奥にあります。
糸島には白糸の滝という、有名なスポットがあるのですが、その滝にはくねくねした山道を車で登っていく必要があります。
「やすじ」はその山道の途中にあるのです。
福岡方面から白糸の滝に向かって車を進めると、右手に派手なうどんの旗が並んでいるのが見えてきます。
そして現れる、木でできたトーテムポールのようなオブジェが入り口の目印。
右折で敷地に入って、駐車場への傾斜を下ります。
けっこう山を登ってきているので、ここからは糸島市内を見渡すことができる絶景ポイント。
天気が良かったので、遠くの山々まで見えてなかなかの美しさに感動。僕の汚れた心も洗われるような風景でした。
この風景が気に入ってここにお店をオープンしたのかな? そう言われても納得の風景なのです。
その敷地にある、赤いタープが張られている建物が「やすじ」です。
お店の様子
外観はトタン(?)でできた、ぱっと見、簡易的な建物に見えます。
しかし、中に入ると、キレイな広々とした空間。
簡易的な外観だったので、中はどうなっているのかと思いましたが、想像以上に明るくて小綺麗な雰囲気。
こちらに気づいた店員さんが調理場から「こんにちは、いらっしゃいませ」と丁寧に声をかけてくれました。
もう、この対応だけでこのお店は良さげ! とわかる雰囲気でしたね。
広い空間には、木でできた長いテーブルが2列と、壁に向かうカウンター席。全部で40席くらいはあるでしょうか。調理場も広くてピカピカで、とても作業がしやすそう。
2018年の7月にオープンしたばかりとのことなので、まだ4ヶ月くらいなのですね。まだまだキレイです。
ちなみに、白い壁にはアビスパ福岡の森本貴幸のサインが書いてありました。
平日の13時ころで、山奥にある場所でしたが、先客は2組。
メニューをチェック
さて、ハラヘリなので早速メニューをチェック。
温かいかけうどんと、冷たいぶっかけうどんがメイン。
その他、サラダやおにぎりなどが並びます。
僕は「讃岐天盛りうどん(750円)」、奥様は「野菜天盛りうどん(750円)に、山芋丸天のトッピング(200円)」にします。
あと、せっかくなので、かしわおにぎり(2つで360円)をお願いしました。
待っている間に、店内を見回していると、調理場の前に野菜が売られているのを発見。
これもこのお店で作っている野菜なのでしょうか。そういえば、お店の周辺には畑らしい敷地もありました。
すごいうどんが出てきた
そして、待つこと15分ほど、出てきたトレイにおどろきました。
ものすごい量の天ぷら!
天ぷらの中身は、鶏肉、ちくわ、にんじん、かぼちゃ、さつまいも、唐辛子、たまご。
うどんと天ぷらは別で食べるようで、てんつゆと塩が付いてきました。
天ぷらに敷かれている葉っぱは本物。これは近くの森で拾ってくるのかもしれません。
さて、それではいただきます。
うどんのダシは無添加だそうで、体に良さそうなまろやかな味です。フルマラソンで弱った胃にはとても良い。
麺は、そこまでコシは強くありません。意外に一本が長い麺はつるつるっとしてとてもおいしい。
そしてなにより、天ぷらがうまい!!
もう全部が主役級。
どの野菜も甘くて驚きましたが、特ににんじんは薄切りなのにその甘さがすんごい。
香ばしくパリッとした食感のちくわに、サクサクの鶏肉。
どれも一口かじるたびに「おお〜! なんなんコレ!」と感動がやってきます。
てんつゆにはショウガと大根おろしが入っていて、とても良い風味が楽しめます。
うどんの量も思った以上にあり、お腹の満足度も半端ありません。
奥様のほうの「野菜天盛りうどん&山芋丸天のトッピング」もとても美味しかったようです。野菜が甘いと絶賛していました。
特に山芋丸天は想像以上の大きさで、うどんが見えない。まわりがしっかり、中はふわふわの、美味しい揚げ物だったようです。
平日&山奥なのに、お客さんがどんどん来る
食べていると、いったん先客はいなくなって我々だけになったのですが、そのすぐあとに続々とお客さんが3組ほどやってきました。
平日&この山奥で、この来客数はスゴイのではないでしょうか。
正直、こんなに席数が必要なのかな? と思ったのですが、全然必要でしたね。
長いテーブルに椅子がたくさん設置されているので、お客さんが自分たちの塩梅で自分の居場所を確保できます。
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ごちそうさまでした
いやー美味すぎて驚いた!
これ、東京で食べようとすると1,500円くらいはするんじゃないかな。
食べながら「コレで750円はありえない…」と100回くらい思いましたね。
今後値上げしても全然不思議じゃないような。
ひとは自分の常識と照らし合わせて、それを越えてきた時に驚いたり感動したりすると思いますが、まさにこのお店のうどんの料金とクオリティのギャップに驚かされました。ここまで感動するランチは久しぶりです。
お店の方の対応もとても丁寧。すごく気持ちのよい接客をしてくれます。
店主さんもニコニコ、豪快そうに見えて、オーダーが入った時のテキパキした返事など、こちらも雰囲気の良さに一役買っていると思います。
12月〜2月は冬季休業になるとのこと。
休業に入る前に、もう何回か行きたいですね……!
寒い季節だけど、今度は冷たいうどんも食べてみたいなあ。
ごちそうさまでした。
白糸うどん「やすじ」
福岡県糸島市白糸561
http://shiraitonomori.com/
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ちなみに、糸島の讃岐うどんといえば「あじ豊」。糸島のうどんもレベルが高くて驚きますね。
福岡のうどんってやわらかいフニャっとした麺が有名ですが、讃岐うどんもすんごいです。福岡のうどん文化も多様だなあ。
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