「走りながら紙コップの水を飲む秘密の方法」を実践してみたお話です。
先日出場したハーフマラソンでは、結構頑張らないとクリアできない目標タイムを設定していました。給水の時間がもったいないくらい。
できるだけタイムロスは避けたい。でも暑かったので水分補給はしないとまずい。こんな状況でした。
でも、走りながら紙コップの水を飲むのって、予想以上に難しいんですよね。
コップを揺らしながら飲むことになるので、冗談抜きで鼻に水が入ったり、顔に水がかかったりします。
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走りながら水を飲む方法
走りながら水を飲むコツは、「紙コップの飲み口をすぼめて尖らせる」こと。
この情報、どこで知ったのか失念してしまいましたが、どこかで聞いたのです。

こうすることで、口の中に入る水の通り道を制限することができ、スムーズに水を飲むことができます。
ただ今まで、給水でそこまで急いだ経験がなかったので、先日出場したハーフマラソンで意識的にこの飲み方にトライしてみました。
1ヶ所目の給水
最初の給水ではすっかり飲み方のことを忘れていて、水が口のまわりにドバーッと。
水だったのでまだ良かったですが、スポーツドリンクだとベタベタになってしまい、想像以上に気持ち悪いことになってしまいます。
2ヶ所目の給水
満を持して、先端を尖らせて飲んでみました。
丸いフチをぐいっと尖らせて…いざ!
おお、スムーズ!!
めちゃくちゃ飲みやすい!
すっと口の中に入ってきて、こぼれることはほとんどありませんでした。
これでかなりタイムロスを防ぐことができました。
フチをぐっと折って尖らせるだけなので、思ったより簡単です。
水分補給の重要性
ちなみに、マラソンでの水分補給はめちゃくちゃ重要で、特にフルマラソンでは「早め、少なめ、こまめ」の給水が原則だそうです。
レース序盤では「喉が乾いていないからまだいいや」と給水をスルーしがちですが、喉が乾いたと感じた時には既に軽い脱水症状になっているのだとか。
というのも、人が1分間に吸収できる水の量は5mlで、500mlのペットボトルの水が全部吸収されるには、1時間半以上もかかるとのことなのです。なので、のどが渇いてからの給水では遅いということになります。
このあたりのメカニズムは「型破りマラソン攻略法」という本(僕のマラソンのバイブルです笑)に詳しく説明されています。
給水の話題の他にも「ストレッチは必要ない」「厚底シューズはNG」など、目からウロコのトピックが多く、自分の今までの常識を壊してくれるとても面白い本です。是非読んでみてください。
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というわけで
給水によるタイムロスを防ぐために、このテクニックは覚えておいても損はないと思います。
特にスピードレースになるハーフマラソンでは効果絶大です。
走って十数秒削るよりも、給水所で十数秒削るほうが多分ラクですよね!
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