福岡に移住したあとに通い始めて2年ほど経つ歯医者を変えました。
本記事は、歯医者を変えたその理由と、新たな歯医者をどう見つけたかのお話です。
これ以上虫歯を増やしたくない僕は、毎日の徹底した歯磨きに加えて、しっかりした歯医者さんを見つけることが大事だと思っています。
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歯医者を変えた理由
2年ほど通った歯医者をやめることにしました。
大きく2つの理由があります。
1)定期検診のPMTCが雑になってきた
以前の歯医者では、虫歯の治療が終わった後、3ヶ月に1度の定期検診に通っていました。
その検診では「虫歯のチェック、歯石の除去、バイオフィルムの除去」など、自分ではケアできないことに対応してくれます。歯の健康の維持には、このケアがとても重要なのです。
しかし、その定期検診、対応してくれる人によって、当たり外れが大きすぎました。
人によっては対応が雑で、僕の毎日の歯磨きの方が丁寧だわ! というクオリティの人もいました。
中には明らかにこわごわとやる新人と思われる歯科衛生士さんも。新人さんが悪いわけではありませんが、研修などは行わない歯医者さんなのかな? って思ってしまいます。
もちろん丁寧な人もいるので、はじめの数回は安心して通っていたのですが、そのうち「また今日もイマイチだったなあ……」と、満足度が下がっていきました。
2)知覚過敏の歯が一向に良くならない
1年前くらいから、奥歯が冷たい水がしみる、いわゆる知覚過敏の症状が出始めて相談していたのですが、一向によくなる気配がありませんでした。
3ヶ月に1度のチェックでも毎回「様子を見ましょう」の一言のみ。
こちらはかなり深刻に感じていた知覚過敏ですが、具体的な対応もなく「寒い時期はよくあることなんですよ」くらいな感じで、改善が見られませんでした。
こんな感じが数回続いて一度不信感を感じてしまうと、続いて通うモチベーションが保てなくなっていきました。
歯医者は気楽に変えてもいい
今やコンビニより多いと言われて久しい歯医者さん。
これだけ歯医者さんがあるのだから、自分の好みの歯医者が見つかるまで、どんどん変えていっていいと思っています。
むしろ、「初めて行った歯医者がすごく良い歯医者」ということは稀ではないでしょうか。
色々見てみないと分かりません。
フィーリングに合った歯医者さんを見つけることは、歯医者通いを継続するための大事な条件だと思います。
歯医者は「職場や家の近く」で制限しない
歯医者を選ぶときに、通いやすい「職場の近く」「家の近く」を選ぶ人も多いと思います。僕もそうでした。
もちろん、通い続けるためには、立地は大事な要素のひとつなのですが、通いやすさだけで決めようとすると、選択肢が少なすぎます。これだけ歯医者さんがあるのに、「近い」という理由だけで選ぶのはあまりにもったいないと思います。
たとえば美容室の場合、気に入ったお店があれば、近所ではなくても出かけていくのではないでしょうか。歯医者もそれと同じく考えるべきと思います。
僕も以前は職場の近くでいいやという考えで、実際そうしていましたが、今では車で30分かかる遠くの歯医者さんに通っています。
歯医者は「虫歯を治すところ」というイメージが強いと思うのですが、今では「虫歯にならないために定期検診を受ける場所」という点を重視しています。
そう考えると、治療中は家から遠い歯医者さんに頻繁に通うのは大変かもしれませんが、治療が終われば数ヶ月に1度行けばOKなフェーズに入るので、通うのこともラクになるはず。
美容室と同じくらいの感覚で通えるのではないかと思っています。
良い歯医者を見つけるポイント
では、良い歯医者ってどうやって見つけたら良いのか。永遠のテーマです。
病院比較サイト等の口コミを見るのも良いのですが、それは技術的にその歯医者が良いのかの指標にはなりません。
それはあくまで「患者さんが良かった」と感じただけであって、この基準で選んでしまうと「人当たりがよい先生だった」「優しかった」みたいな理由から「その歯医者が良かった」ことになってしまいます。
でもこれでは、その歯医者の腕の良さがわかりません。
ではどうしたらよいのか。
僕は、とある歯医者さんが言っていた「良い歯医者の見分け方」を参考にしています。
それは次の3つの条件が揃っていること。
1)最新の機器が揃っている
2)サイト等で情報発信をしている
3)夜遅くまで営業していない
1)最新の機器が揃っている
歯医者さんの知識や腕はそこまでは変わらないそうで、そうなると違いが出てくるのは、使っている機器。
これらをきちんと導入している歯医者さんを探すとよいそうです。
それを見分けるポイントは、ホームページでそれをアピールしているかをみること。
特にマイクロスコープなどの最新機器を導入しているかがポイントだそうです。
以前行っていた歯医者で、レントゲンの写真がものすごく不明瞭な歯医者さんがありました。これで正確な診断が下せるのかな? と心配になるレベル。1度行ってから行くのをやめました。
2)サイト等で情報発信をしている
1)とも関連してきますが、院長さんの考え方や得意分野をしっかりホームページで発信しているところがよいみたいです。
技術について、自信をもって自分の言葉で発信できているかをチェックしてみましょう。
3)夜遅くまで営業していないこと
夜遅くまで営業しているということは、そうしないとお客さんが来ないからということみたいです。
そして、夜遅くまで仕事をするということは、体を休める時間が少ないため治療にも影響が出てくる、という考え方のようです。
僕はこの3点を念頭に新しい歯医者を探しました。
そして、新たな歯医者に通いはじめました。
まだ通いはじめて数回ですが、今のところ、そのクオリティには満足しています。
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おわりに
歯並びの悪い僕は、虫歯のせいで差し歯もありますし、銀歯金歯も各3〜4ヶ所、神経のない歯も3本。「もうこれ以上悪い歯を増やしたくないマインド」はかなり高いほうだと思います。
毎日の効果的な歯磨きと、信頼のおける歯医者さんでの定期検診。
この両輪で歯の健康を維持したいと思っています。
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