第3回富士山マラソンを走ってきた!5時間19分で完走!

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2014年11月30日、第3回富士山マラソンに参加してきた。
河口湖と西湖の周りを走るフルマラソンだ。
富士山マラソンには3回目の参加となる。

走り方を変えてから初のフルマラソンとなった今回のレース。
そのおかげでランナー膝の症状が出ることも大きな故障もなく完走することができた。

会場までの移動

朝、義兄の車に乗せてもらい河口湖へ。東京を朝4時に出発。
高速を飛ばして6時前には河口湖に到着した。

第1回の富士山マラソンに参加した時に、高速道路が大渋滞で大変な思いをした。その教訓から、かなり早めの出発とした。
我々は車に乗せてもらい何事もなく到着することができた。が、東京から電車で移動の場合は、満員電車で大変な思いをした人たちも多いようだった。

会場の近くにあるコンビニにて、朝ごはんとトイレを済ませる。

同じことを考えている人はたくさんいて、コンビニのトイレは行列になっていた。行列といっても5人くらいだったので、会場のトイレにいくことを考えるとコンビニで借りたほうが良いと思う。

その後、指定の駐車場に移動し、車内で着替えを済ませた。
駐車場から会場までは徒歩で移動。約15分ほど。

前回の大会は気温が低くかなり寒かったのだが、今年はそれほどでもなく寒さに凍えるようなことはなかった。

荷物の預け場所が大混雑

会場に着き、荷物の預け場所に向かう。

預け場所は会場の一番端にあるのだが、かなり狭く細長いエリアになっている。
奥に行くほど道が狭くなっていて、人の大渋滞が起こっていた。
あの狭い場所に一万人以上が荷物を預けるのだから、それも当たり前だ。

結局、荷物を預けてスタート地点に辿りつけたのは開始約3分前。
慌ただしいスタートとなってしまった。

スタートゲートまで15分

そしてスタートの号砲が鳴ったはいいが、今度はスタート渋滞。
この付近も狭くて、なかなか列が前に進まない。

結局、スタートゲートをくぐったのは号砲から15分後。
6時間の制限時間内で走れるかが不安な自分にとっては、かなりのハンデだ。
体のどこかにトラブルが発生すると、時間内には走り切れないだろう(今までのベストタイムは5時間半)。

レース前半

前半は河口湖の周りを走るコース。
沿道にはたくさんの人が応援に来てくれている。

15分遅れのスタートということで焦りはあったが、ここで焦ってスピードをあげて後半走れなくなっては元も子もない。できるだけ淡々と走ることを意識した。

早い時間帯(10キロ)で一度トイレに行く。
富士山マラソンでは沿道にあるお店や施設がトイレを開放してくれている。
簡易ではないキレイなトイレを使えるのが嬉しい。お店の方には感謝したい。

レース前半は足に違和感もなく、早くも遅くもない良いペースで走れたと思う。

そういえば、なにやらサンタさんが持つような大きな袋を持った、オラフのコスプレをしたお兄さんをみかけた。
沿道で応援している子供を見つけるとその子に駆け寄っていき、持っている袋からお菓子を取り出してあげていた。
これには子供も大はしゃぎ。
素敵な遊び心だと感じたが、相当余裕がないとできないだろうなあ。

レース中盤

20キロ過ぎに名物となりつつある心臓破りの坂が出現する。
河口湖と西湖をつなぐ坂道だ。

ものすごい急勾配
ものすごい急勾配

峠のような急勾配で、ほとんどのランナーが歩いていた。
ここで無理をすると確実に後半に影響しそうだったため、自分も途中で歩きに変更した。

ちなみにこの坂は復路とコースが重なっていて、既に西湖を走り終えたランナーが続々と駆け下りてきていた。
恐ろしい早さだ。

ちなみに、坂の途中にうどんが提供されるエイドがあったのだが、大行列だったので諦めた。

レース後半

西湖側のコースは細かなアップダウンが多い。
柿を干している民家(?)などがあったりして、風情のある風景が続く。

いつもであれば25キロ付近からかなり足に来てしんどくなってくるのだが、いつもに比べて足の張りがそれほどでもなく、「給水以外は歩かないこと」を目標にしようかなとか思い始める。

このあたりから歩く人が多くなってくるので、淡々と走るだけでどんどん順位をあげていけるのが楽しかったりする。

40キロあたりまでは、前半と同じくらいのペースで走ることができた。
が、40キロを過ぎたあたりで急にガクッときてしまいペースダウン。

最後はヘロヘロになってしまったが、5時間19分で完走することができた。
10分ほどベストタイムを更新!

レース全体について

富士山型のメダルが嬉しい!
富士山型のメダルが嬉しい!
今回のレースの収穫は、30km付近でもレース序盤と同じくらいのスピードで走ることができたことだ。

やはり、走り方を変えたことが大きいのだと感じている。
体全体で着地するよう意識することで、足にかかる負担が軽減したのではないだろうか。
→走り方に関するエントリーはこちら。

また、ベストタイムである「5時間半で走る場合の5キロごとのラップタイム」が書かれた表をプリントして持参した。これを5キロごとに確認しながら、冷静に走れたのも良かった。

都度この紙でタイムを確認しながら走った。
都度この紙でタイムを確認しながら走った。
給水では喉が乾いていなくても必ず水とスポーツドリンクを補給した。
提供された食料もできるだけ都度補給するようにした。

給食以外で持参した補給食は、スポーツようかん4つと顆粒のVAAMを4つ。VAAMを早めに補給するよう心がけた。これも足が保ってくれたひとつの要因かもしれない。
スポーツようかんは食べやすさ抜群で、本当に持って行ってよかった逸品だ。
→スポーツようかんについてのエントリーはこちら。

ただ今回は、各給水で足を止めて結構時間を使ってしまったので、ここを短縮することが課題。

走っていて楽しい大会

ボランティアの方々はテキパキしていて、とても気持ちのよい対応をしてくれた。
沿道での応援がとてもあたたかく励みになった。

コースは坂が多いが、バラエティに富んでいて走っていて楽しいとてもいいコースだと思う。
景色も最高に美しい。

3年連続参加し、毎年の恒例となりつつある富士山マラソン。来年も出るのだろうなあ、きっと。

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