【クロアチア旅行記】2日目その2:ザグレブからドブロブニクまでの移動

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10月5日(日)14時すぎ、ようやくチェックインが開始される。

ようやくチェックイン!ドブロブニクまでのフライト!

クロアチア航空のサイトで予約した時の、メールのプリントアウトを見せてチェックインはすんなり完了。
手荷物検査でリュックのポケットにさしてあった水のペットボトルを没収される。すっかり忘れていた…。

さて、座席はイスタンブールの乗り換え時に言われていたように、非常口そばの席である。
乗り込んでからしばらくすると、やたらとイケメンな乗務員さんがやってきて、なにやら説明を始めた。

「煙が出たらこのレバーを操作してこの扉を開けるんだよ」的なことを言っている。たぶん。
こわばった顔で「OK」と伝えたが、向こうも不安だろう。

ちなみに非常口は自分の席と、その前の席の2箇所。
前の席の非常口横には中国か韓国かの若者が座っていたのだが、その若者は乗務員さんの英語を完全に理解しているようで、冗談で何かを返して談笑していた。

この旅行全般で感じたのだが、中国・韓国の旅行者はほとんどしっかり英語を話すことができる。本当に感心してしまったと同時に日本は負けてるな…と感じたり。

中国韓国では英語ができないと就職に影響が出たりするようだ。やはり自分ごとになった時の危機感はすごいだろう。そう簡単に太刀打ちはできないだろうが、英語は徐々にやっていきたいとここでも勝手に誓うのだった。

クロアチア航空の飛行機。尾翼がカッコイイ。
クロアチア航空の飛行機。尾翼がカッコイイ。

ドブロブニク空港までは約1時間。
機内では水のみが提供された。
いよいよドブロブニクに入ることができる!

ドブロブニク空港到着!

ドブロブニク空港はひらけた場所にある空港で、その見晴らしに驚いた。

飛行機から空港建物まではバスではなく、タラップから降りてそのまま徒歩で滑走路を移動するのも新鮮だった。

ドブロブニク空港からはシャトルバスでドブロブニク旧市街まで移動する。
預け入れの荷物はないため、1番のりで待機しているシャトルバスにたどり着くことができた。預け入れ荷物がないと、こういうところで気持ちに余裕ができる。

「シャトルバスのチケットはバスの中で購入する」とガイドブックに書かれていたので、バスに乗ろうとしたところ運転手さんに「TICKET」と空港内を指さされた。どうやら空港内のカウンターでチケットを購入するらしい。

バスによって違うのか方式がガイドブック掲載時とは変わったのかは分からないが、注意が必要。
ひとり70クーナ。日本円にして1,200円ほど。

ドブロブニク到着

バスが出発して、ドブロブニクまでの移動を開始。
結構な山道だが、バスはかなり飛ばす。道路も狭く少しヒヤヒヤする。

しばらく走ると左手にドブロブニクの旧市街地が遠くに見えてきた。
時間的には夕方だったがまだ空は明るく、うっすらと雲から日が射していてとても美しく見えた。

その旧市街地がどんどん近づいてきて、いよいよ感が増してくる。この道路自体がとても素敵な演出だ。
バスに乗るときは左手に乗ることをオススメしたい。

バスからの風景。旧市街地が近づいてくる。美しい…。
旧市街地が近づいてくる。美しい…。

シャトルバスの終点は長距離バスターミナルという、旧市街地からかなり離れた場所らしいのだが、その前に旧市街地前の「ピレ門」で停車する。
我々の宿泊地はバスターミナルよりピレ門の方が断然近かったため、そこで降りることにする。
ほとんどの乗客はここで降りていたようだ。

とうとうドブロブニクに到着!

ホテルまで移動

さすがにぐったりだったので、とにかくホテルを目指すことにする。

今回予約したホテルは旧市街地からは少し離れているが、徒歩で問題なく移動できる場所だ。
地図で見ると大した距離ではないのだが、道路が微妙に上り坂のため、じんわり汗ばむ。

道路は人通りも多いため、危険なことは全くない。
ただ、少し歩道が狭くすれ違うのも難しい場所があるので、スーツケース持参だと少し大変。

左手には海が広がって見えるので、とても気持ちがいい。

旧市街地から徒歩で移動中。左手に海が広がっている。絵になるなあ。
旧市街地から徒歩で移動中。左手に海が広がっている。絵になるなあ。

15分ほどで宿泊地の「ホテルベルビュー」に到着した。booking.comで予約したホテルだ。

ホテルベルビュー

プリントしていった予約票を見せると、すんなり受付してくれた。

そこでサプライズ。「Free upgrade!」と、部屋のグレードを上げてくれるというのだ。
驚いて「no money?」とか聞いた気がする。もちろん金額のアップはなし。
ハイシーズンではないので部屋が飽き気味だったのかな?非常に嬉しいホテルの対応だった。

部屋はで広くてキレイで、本当に申し分なく素晴らしかった。
ベランダからは海が見えて、波の音が聞こえる。

部屋に着いてしばらくするとノックがあり、おそるおそる答えると「This is housekeeper」的なことを言っている。
開けてみると「チョコレートのサービスです。」とチョコレートをくれる。

「部屋のコンディションはいかがですか?」と聞かれ、コミュニケーションを取る。こういうサービスも嬉しい。

アップグレードしてくれたお部屋。なんの申し分もない!
アップグレードしてくれたお部屋。なんの申し分もない!

初日の夕食

シャワってから夕食を取ることにする。

旧市街地まで移動する元気はなかったので、高いかもしれないがホテルのレストランに移動する。

レストランに移動すると「スペシャルな席をご案内するよ」的な感じで、テラス席を薦めてくれた。
生演奏でギタリストが歌を歌っている。いかにも海外っぽい。お客さんはまばらだったが…。

夜で月が出ていて、海がそばにあり、雰囲気は最高。
ただ、寒い。寒かった。海外では寒くても結構外で食べるの好きよね…。

ベジタブルリゾット、カルパッチョ、シーバス(スズキ?)の揚げ物、ビールを注文。
どれもクセがなく美味しくて、量的にも各一皿でちょうどいい感じだった。

雰囲気がとても良かったので長居したかったが、結構な寒さだったので食べ終わってから早めに撤退。

雰囲気は最高なんだけど、寒くて寒くて…。
雰囲気は最高なんだけど、寒くて寒くて…。

部屋に戻って泥のように就寝。久々に(といっても1日ぶりだが)地上で寝ることができる。
ようやく長い移動が終わった。

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