フルマラソン後の回復力が上がっている?その要因を考えてみる。

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2月18日(日)に熊本城マラソンで42kmを走ってきたわけですが。

フルマラソンを走ると、その後にやってくるのが筋肉痛。
走ったあと数日は、ロボットのようにいびつな歩き方しかできなくなります。

思い出すのは、初フルマラソンの翌日の動けなさ具合。
階段を降りるのに手すりが必須、トイレで座るのもひと苦労。ひどいものでした。

それからもフルマラソンに出場するたびに筋肉痛がひどくて、1週間くらいはぐだぐだだった記憶があります。

ですが、今回は今までのフルマラソンに比べて、回復が早かった気がします。
日曜日にフルを走ってから2日後の火曜日くらいには、筋肉痛もかなり軽くなっていました。

また、特にどこかが痛いというような、故障も全くありませんでした。
2017年の3月に東京で走った板橋シティマラソンでは、右足親指の爪が内出血をして黒くなってしまいました。今回は爪の異常もなしです。

ちょっと要因を考えてみました。

筋肉痛軽減の要因:坂道練習を意識的に取り入れた

前回のフルから練習面で大きく変わったこととして、福岡に移住したため、走るコースががらっと変わった点があります。

特に良かったのが、家の近くに「長い坂道コース」を見つけられたこと。
坂道練習、マラソンの練習にはうってつけなのだそうです。

「長い坂道」というのがポイントで、本当は峠のようなアップダウンが理想なのだそう。
峠ほどの急激なコースは走っていませんが、今までと比較するとかなり長い坂を走る練習ができています

坂の練習については下記にまとめています。
→【最近の練習方法】坂道5kmを取り入れたコースを走る

家の近くにいい練習コースを見つけられたおかげで、足が強くなったと思いたい!

故障ナシの要因:着地の仕方を意識的に変えた

昔はかかとから着地していたようで、無意識にブレーキがかかった走り方をしていました。シューズの裏側を見て気づきました。

ここ1年2年は、足を地面に着地する際に、体の真下もしくは体の後ろで着地するように意識しています。

こうすることで、かかとから着地することがなくなり、自らブレーキがかかることを防ぎます。
ブレーキがなくなると進行方向への推進力が生まれるので、足への負担も減り、故障も減るのではないかと。

前回のフルマラソンでは爪が内出血してしまいましたが、着地を意識することで、爪への負担も軽減されたのではないかと勝手に思っています。

着地についての考察は下記の記事でまとめました。
→ジョギング時の着地を考える。「かかと着地」をやめる走り方を実践中。

まとめ

思い当たるのは上記の2点くらいかなあ。
走ることってシンプルだけど奥が深いなあと、改めて思います。

いまでこそフルマラソンもなんとか走れるようになりましたが、ジョギングを始めてから数年は、ランナー膝や足首の故障で、なかなか思うように走れない期間がありました。

それというのも、走り方のバランスが悪かったからだと思っています。

マラソンは基本的に同じ動作の繰り返し。だからこそ、ちょっとしたバランスのズレがあると、それが蓄積されて不具合が出てきてしまいます。

着地や、力の入れ具合など、本を読んだり試行錯誤しながら自分なりに改善してきて今に至ります。

特にここ1年くらいの間で、私が気をつけていることを下記の記事でまとめています。
足や膝が痛くて走れなくなってしまう方に、是非読んでいただきたいです。初心者の私が実体験してきたことのまとめです。

→脱初心者!怪我をせずに走り続けるための走り方2017

一度付いたクセはなかなか直らないけど、それをひとつずつ直していくのもまた面白いです。

次に直したいと思っているのは上半身の動かし方。どうも肩に力が入ってしまうようで、マラソン中の肩こりがしんどいので、それを軽減すべく力の入れ具合を探る旅に出たいと思っています。

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