0泊3日で九州から大阪まで「大洋フェリー」で行ってきたプチ旅行。
初めてのフェリー旅だったので、乗船前には色々と疑問がありました。
この記事では、乗る前に疑問だったこと、実際に乗ってみてわかったことを、自問自答のQ&A形式でまとめます。
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Q.乗船時間は?
新門司港から大阪南港まで、約12時間です。
1日2便あります。
【1便】17:00発 05:30着
【2便】19:50発 08:30着
12時間といっても、大半は寝てすごすので、あっという間に到着する感覚でした。
Q.どうやって乗るの?
まず、前もってネット予約をしました。ネットで予約すると、17時発の1便は30%、19時50分発の2便は20%の割引になります。ネットで予約しない理由がありませんね!
当日、港の受付カウンターで予約番号を伝えると、乗車券がもらえます。
それを持って同じ建物にある、乗船ゲートを通過して、徒歩で船に乗り込みます。
受付、ゲート、船の入り口の各ポイントに乗務員さんがいるので、不明点は都度確認することができます。
また、当日に受付カウンターでチケットを購入しているお客さんもいました。空きがあれば当日でも乗船できるようです。
Q.小倉のシャトルバスの乗り場の様子は?
九州側のフェリーは、新門司港から出港します。
新門司港までは自家用車で移動しても良いのですが、無料シャトルバスを使う手もあります。
シャトルバスはJR小倉駅から出ます。
小倉駅北口のバスターミナルに、大洋フェリーのロゴ入りのバスが待機していました。
ひとつ注意なのは、別会社の「阪急フェリー」のバスも同じ場所から出発していること。
バスに乗った後も乗務員さんが「このバスは大洋フェリーで、阪急フェリーではありません。お間違えなく」とアナウンスをしていました。バスのロゴを確認して乗車してください。
Q.航行時のネット環境は?
Twitter見ないと死んじゃう病の僕が、乗船前に一番気になっていたのがネット環境。
ネットは展望ラウンジ等の共有スペースであれば、普通に繋がりました(LINEモバイル)。
ただ、各寝室は密閉性が高いせいか、ほとんど繋がりません。
船用Wi-fiも用意されていますが、1日3回(1回30分)なので、制限は高めです。
ネットを使いたい場合は、共有スペースに移動するのが手っ取り早いと思います。
Q.船の揺れはどんな感じ?
大洋フェリーは瀬戸内海を航行するせいか、思ったより揺れは感じませんでした。
音も基本的には静か。場所によっては船のエンジン音を感じる所もありました。
バスや車で本を読むと酔う僕ですが、今回の船で酔うことはありませんでした。
ただ、ベッドに横になると、一転、大きなうねりを感じました。たまに一方向に強いGを感じることも。
立っている時と横になっている時の感覚はずいぶん違うものです。
Q.部屋は快適?
2段ベッドタイプの「ツーリスト」は、想像以上に狭いです。
そして、1人用個室タイプの「ファーストS」は、めちゃくちゃ快適。


予算が許すのであれば、個室タイプをめちゃくちゃオススメします!
→2段ベッドタイプの「ツーリスト」レビューはこちらから
→1人用個室タイプの「ファーストS」レビューはこちらから
Q.各部屋の設備は?
2段ベッドタイプの「ツーリスト(6,300円)」:
ハンガー2つ、ライト、コンセント、ドリンクホルダー、小さな物置台、まくら、掛け布団、スリッパ。
1人用個室タイプの「ファーストS(8,730円)」:
テレビ、エアコン、洗面所、鏡、ゴミ箱、デスク、イス、コンセント、ポット、湯呑、箱ティッシュ、フェイスタオル、ハンドソープ、浴衣、まくら、掛け布団、スリッパ。
このリストを見ていただいても分かるとおり、ハッキリ言って雲泥の差があります。
2,400円の差額以上の価値があると感じました。
→2段ベッドタイプの「ツーリスト」レビューはこちらから
→1人用個室タイプの「ファーストS」レビューはこちらから
Q.荷物はどこに置いておく?
個室の場合は、部屋に鍵がかかるので、自分の部屋に置いておけばOK。
2段ベッドタイプの「ツーリスト」は、誰でも入れる部屋なので、セキュリティ的にはやや不安を感じました。僕は常に荷物は持って歩いていました。
コインロッカーはありますが有料です。
貴重品を預けられるセーフティボックスは無料です。
Q.食事にはどんな選択肢があるの?
売店、自動販売機、レストランが主な選択肢になります。
売店:菓子パンやカップラーメンなど。そのほかお酒のつまみや、お菓子が多めです。
自動販売機:カップラーメン・焼きおにぎり・ポテトなど。
レストラン:食べ放題のバイキング(1,500円)。生ビールやワインなどのアルコールもあり。
→売店のレビューはこちらから
→レストランのレビューはこちらから
Q.シャワーやお風呂はあるの?
あります。シャワーとお風呂の両方が利用できます。いずれも無料。
展望浴室は24時まで、シャワールームは入港の10分前まで使用できます。
僕はシャワールームのみ使用しました。温かいお湯が勢いよく使えます。
シャワールームはかなり狭いですが、船上にいることを考えると、贅沢だと感じました。
展望浴室は、小さめの銭湯のような場所で、浴槽や洗い場も完備しているようです。
個室以上の部屋には、バスタオルもしくはフェイスタオルがついています。
Q.自分の部屋以外ではどこで過ごすの?
ソファーが並んだテレビが見られるスペース(病院の待合室のような雰囲気)、ダウンライトで落ち着いたラウンジ、窓の外が見られるカウンター、ソファーが並んだホールなどがあります。
僕はラウンジがお気に入りで、だいたいラウンジにいました。
いずれも予約は必要なく、席が空いていれば誰でも自由に使うことができます。
また、甲板(デッキ)に出ることもできます。夜に外に出たのですが、真っ暗で恐怖を感じました。
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Q.寝巻きはどうするの?
個室の場合は、浴衣が用意されています。
2段ベッドタイプの「ツーリスト」の場合は浴衣はナシ。
僕は自宅から寝巻きを持って行きました。
まとめ
以上、フェリー旅のQ&Aコーナーでした。
あらためて、初めてのフェリー旅で特に感じたのは、下記の5点。
・Web予約しない手はない
・ネットは意外とつながる
・個室以上がオススメ
・横になるといきなり揺れが気になる
・ビュッフェが美味しい
12時間かかりますが、寝ていれば到着するのであっという間。
そして、この非日常感が最高でした。
またぜひ利用したいと考えています。
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